お寿司のショウガはなぜ「ガリ」と呼ばれる?
お寿司に添えられているショウガの甘酢漬けを「ガリ」と呼ぶのは、以下の2つの説が有力です。
食感から
ショウガを噛んだ時の「ガリガリ」という音に由来する説です。
調理時の音から
ショウガを薄く切る際に包丁で削る時の「ガリガリ」という音に由来する説です。
どちらの説も、ショウガを噛んだり、調理したりする際の音に由来していると考えられます。
また、「ガリ」は寿司屋の符牒(ふちょう)と呼ばれる隠語の一つです。符牒とは、仲間内で使う隠語・合言葉のようなもので、寿司屋ではショウガの他にも、以下のような符牒が使われています。
シャリ:酢飯
アガリ:お茶
ムラサキ:醤油
これらの符牒は、江戸時代の屋台寿司の名残で、当時は、まだ衛生面で現代ほど安全とは言えない状況だったため、お客に聞かれたくない言葉を隠語として使っていたようです。
現在では、これらの符牒は一般にも広く知られるようになり、寿司屋での会話で使われることもありますが、本来は客が使うべき言葉ではないという考え方もあります。

お寿司のガリについて
お寿司のガリは、生姜を薄切りにして甘酢漬けにしたもので、お寿司と一緒に提供される定番の付け合わせです。単なる付け合わせと思われがちですが、実はお寿司をより美味しく、そして安全に楽しむための重要な役割を担っています。
ガリの役割
- 口の中をリフレッシュする:
- お寿司のネタは、魚介類を中心に様々な種類があります。ガリを食べることで、口の中をリセットし、次のネタの味をクリアに楽しむことができます。
- 特に、脂の多いネタを食べた後にガリを挟むと、口の中がさっぱりします。
- 殺菌効果:
- 生姜には殺菌効果があり、生魚を使ったお寿司による食中毒のリスクを軽減する効果が期待できます。
- また、生魚の臭みを消す効果もあります。
- 消化促進:
- 生姜には消化を助ける効果があり、お寿司を食べ過ぎた時の消化不良を防ぐ効果が期待できます。
- お口直し:
- お寿司を食べる合間にガリを食べることで、口の中がさっぱりとして、よりお寿司の味を楽しむ事ができます。
ガリの由来
- ガリという名前は、生姜を噛んだ時の「ガリガリ」という音に由来するという説が有力です。
- また、生姜を薄く切る際に「ガリガリ」と音がするからという説もあります。
ガリの種類
- 甘酢ガリ:
- 一般的に多く見られるガリで、甘酢で漬け込まれています。
- 紅生姜:
- 赤紫蘇の酢漬け液で着色したガリで、鮮やかなピンク色が特徴です。
- 辛口ガリ:
- 生姜本来の辛みを活かしたガリで、ピリッとした刺激が楽しめます。
ガリに関する豆知識
- ガリは、お寿司だけでなく、お弁当の付け合わせや、料理の薬味としても使われます。
- 近年では、ガリを使ったスイーツやドリンクなども登場しています。
- ガリは、お寿司屋さんによって味が異なり、お店の個性がでるものでもあります。
ガリは、お寿司の美味しさを引き立てるだけでなく、健康にも良い効果をもたらす、まさに名脇役と言えるでしょう。
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